血液サラサラにお酒

お酒は百薬の長

昔から、お酒は百薬の長と申しまして実際、「適量」であれば健康増進にもなります。
元々は言い訳めいた口実だったのでしょうが、科学的な裏付けはあります。
ましてや、血液サラサラ効果もとなれば、愛飲家には朗報となるでしょう。

血行をよくするアルコール

お酒の主成分はアルコールで、血流を良くしたり、血栓をできにくくしたりする働きがあります。そうした「効能」から、血液サラサラのイメージが出来上がっていったのでしょう。
ただし、それも適量であればの話です。

飲みすぎは血液はドロドロの原因にも

アルコールには、利尿作用があります。
例えば、ビールを飲んでトイレが近くなった経験からも、合点の行く性質です。
お酒は飲み過ぎると、過剰のアルコールの影響で血中の水分が減少し、血液はドロドロになっていきます。
例えば、100mlのビールで120mlの水分が失われるというデータもあります。血液サラサラのためには、アルコールはホドホドがよろしいようです。

肝臓への負担も注意が必要

アルコール自体のカロリーは微々たるものですが、脂肪の吸収を促す働きがあります。
お酒は、血中の中性脂肪値を増やし、血液をドロドロにするリスクを高める飲み物でもあるのです。
また、お酒を飲むと、肝臓でアルコールが分解されるため、肝臓に負担がかかります。
飲み過ぎで肝機能が低下すると、コレステロールの分解能力も低下します。
この点からも、血液サラサラには、飲み過ぎはNGなのです。

あくまでも「適量」ならばオッケー

そうはいっても、暴飲ではなく、たしなむ程度であれば、お酒はむしろ、血液サラサラ効果を高めてくれる飲み物です。
種類が豊富な中で、ポリフェノール効果の評判が高い赤ワインがベストだとされていますが、種類は特には問いません。
加えて、週に1日は「休刊日」を設ければベターです。

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